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桃井教室

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桃井教室長のブログ

期末テスト対策がはじまります
 
どうやら井荻中の3年生では美術が今まで一番難しいテストを作ると宣言されたそうですが、生徒から聞かれた一言がこうです。
「どうせテスト結果内申に関係ないじゃん」
 
確かに実技科目なので定期テストよりも実技(あとは当然授業態度)そのものに比重が置かれて評価されることに異論はないのですが、上手、下手だけで評価されるのは疑問を感じます。
 
思い出してみると私は中学生の頃に上手に歌うコツ、上手に絵を描くコツ、早く走るためのコツなどを教わったためしはありません。
 
音楽の先生はピアノを弾いて歌わせていただけ。
美術と技術の先生は授業の最初と最後に指示を出していただけ。
体育の先生も指示を出して笛を吹いていただけ。
 
これなら今の私にも出来そうです。あ、ピアノは弾けないか…
 
実技の先生としての役割は何だったのでしょうか?大人になった今思い出してみると疑問が尽きません。専門知識を持つ、
免許を持った先生として技術が向上するように指導するのが役割なのではないでしょうか。
you tubeで流れている縄跳びのコツは非常に分かりやすく、当時小学6年生だった私の甥はこれで後ろ交差飛びを習得することができました。
 
当然私の昔の話なので教育現場の実技科目授業がどうなっているのか私にはわかりません。
…が、少なくとも内申点つけ方に納得のいっていない生徒、保護者の方は多数いらっしゃいます。
真面目に授業を受け、課題の提出も問題なく、定期テストでそこそこの点数を取っていても絵が苦手、運動が苦手、歌が苦手なために成績が芳しくないなんてことは
数多く見られます。実技そのものの上手、下手での評価するのであれば生徒の技術が向上するような指導を施し、その努力の跡を評価していくことも大切なのではないでしょうか。
 
都立入試では実技科目の内申点の比重が高まりました。
実技科目を担当なさっている先生方は責任の重さを認識していただき、授業のあり方を再考していただきたく思っております。
それと同時に評価が公平で分かりやすいものになることを願っています。

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