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私の努力論1

「努力の尊さをお伝えする」という目標を掲げているのに、その定義が今ひとつわからない。そもそも努力って一体何なのか?

あらかじめ申し上げておかないといけないのですが、私自身はまったくもって「努力家」ではございません。現在はもちろん過去においても「努力家」でいたことはございませんし、そう自覚したこともございませんorz。そもそも20年も斗満学院をやっていていまだに零細なんですから、塾の経営者としても才能がないことだけは間違いございません。おそらく努力が足りないのでしょう。

かといって全く努力をしないというわけではなくて、常にゆるい努力は続けているつもりです。瞬発力はないんですけれど、幸いなことに継続力があるものですから、たどり着くまでユル〜く続けることができるのは褒めてあげてもいいかも。まぁ「ダラダラやっている」という言い方もありますけれどね。

ですからこの努力論は、努力がちょっと苦手な私の「憧れ」に近いものかもしれませんね。「子供が勉強しない・努力しない」と少しお悩みの方々、こんな考え方もあるのかと知っていただければ光栄です。幸田露伴の「努力論」とは全く違う、私馬渕が考える私論です。全部で3つあります。


その1「努力は手法が大事」
努力する、っていうのは誰にとっても嫌なもので、できれば努力せずにのんびり生きていけたらいいですよね。基本的に人間は辛いことが嫌い。万人が知る「努力家」っていう人に尋ねても、口を揃えて「嫌になる」と言う。

しかし彼らはその「嫌なこと」を継続するための工夫をするらしい。

つまり、努力できる人とそうでない人には、努力が好きな人とそうでない人の違い、あるいは才能の違いがあるのではなく、その方法論に一定の偏向があるようなのです。決して根性や精神論で何とかしているわけではない。

ちょっと想像してみましょう。
(A)目の前に大好きな漫画がある。机のすぐ隣の本棚も漫画でいっぱい。そんな中で勉強しなければならない。
(B)何も置いていないすっきりとした机の上にテキストとノートとプリントがある。筆記用具はシャープペンシルと赤インクのボールペン、蛍光マーカーが3色。

いかがでしょうか。漫画好きな中学生にとって(A)の環境はあまりに辛すぎる。とても集中なんてできるもんじゃない。こんな環境で勉強しろとは言う方に無理がある。
でも、勉強が苦手な中学生の多くが(A)の環境を選びます。そして本人も親御さんも「意志の問題」と言います。あははははは〜

本当はですね、漫画が好きな子だからこそ(B)の環境を選ばなければいけないんです。

社会人でも、例えば仕事をしながら資格試験に挑戦している人なんてみんな実行していますよね。自宅で勉強すると気が散ってしょうがないから必要なものだけ持って図書館に行く、早めに出勤して、早朝の誰もいないオフィスで勉強する、など。

お子様に「勉強」という努力を強いる場合、まず、少しでも努力の辛さが軽減されるように具体的な工夫をすることが大切だと思います。二宮金次郎が何か背負いながら立ったまま勉強している像が日本各地にありますが、ウカツにあんなものに騙されて「集中できるかできないかは本人の意志の問題だ!」とされない方がいいと思いますよ。

漫画好きな子が、漫画に囲まれて勉強できるのか。
テレビやゲームが好きな子がテレビやゲームのある部屋で勉強できるのか。
これは本人の意志の問題なんかではないんです。わざわざそんな難しいことに挑戦する必要なんてないんです。

勉強するための個室などが必要なわけではありません。要は勉強するところにそれ以外のものを置かないければいいのであって、中学生の子には、テレビやゲーム、漫画、スマホ、こういった勉強の障りとなるものから遮断された環境を用意してあげて欲しいと思います。

で、物理的にどうしてもそのような環境が用意できない場合でも、効果的な方法が一つあります。しかも簡単に実行できます。効果テキメンです。


その方法とは、、、、、、、、


全部捨てる。



漫画100冊全部捨てて、ブックオフで買い直しても20000円くらい。これを高いと感じるか安いと感じるか。

お子様のためにも、「全部捨てる」ご検討ください(笑そこまで極端なことはしなくてもいいと思いますけれど、基本的な方向性としてはこれです)。


「その2」は、またの機会に書きますね。





 

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