教室長ブログ

要領と容量 @上石神井教室

3年生に続いて、2年生も今日から学力別クラスに戻って授業再開。

テストも少しずつ返ってきたようです。結果は良い科目もあれば、良くない科目もあったり・・・。
全体的に「これまでで一番のテスト!」とはいきませんでした。
直前に部活動の試合が入る子も多く、追い込みが甘かったと思います。

ただ、直前に時間が取れなかったことが原因ではありません。
もっと前からしっかり準備すればいいだけです。

今回好成績だったのは、地力がある生徒さんが多かったように思います。
どんなに忙しくてもきっちり勉強をこなしていくだけのキャパシティがありました。

期末テストのように9科目をこなすとなると、
生徒さんの「要領」と「容量」の差が、如実に結果に表れます。

これらが足りない生徒さんの場合、
高得点を狙いにいった科目はまずまずの点数を取れているのですが、
5教科、9教科すべてで結果を出すのは難しいです。

もっと勉強量を増やし、基礎能力を上げていかない限り厳しいですね。

「要領」に関してですが、
TOMANは学習塾ですから、効率の良い勉強法や解法テクニックなども教えています。
ただ、成績の伸びない生徒さんにとって、これらは些細なことで、他に大きな問題を抱えています。

勉強量が足りない、人の話を聞かない、集中力がない、思考しない(できない)・・・
要領の良く勉強するよりも、それ以前の話なんです。

これらを1つずつクリアしていかない限り、なかなか成績はついてきません。


また「容量」については、
テスト直前はTOMANで重点的に追い込むので、必然的に勉強時間が増えますが、この時期の勉強量だけでは、結果を出せません。
日頃からこつこつ時間をかけて、少しずつ出来ることを増やしていくことが重要です。

まずは、
毎日の勉強量を増やしてください。

勉強量を増やさないと、キャパシティも広がっていきません。

そして、

勉強だけでなく、日常の行動から意識を変えていくこと。


意識が変われば、行動が変わります。
行動が変われば、結果も変わります。

1歩ずつ1科目ずつ地道に力をつけていきましょう。受験に近道なんてありません。


前岡

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