教室長ブログ

10/11【久米川教室】探そうとする気持ち

本日の第七中の試験対策をもって9月・10月のいわゆる「2学期中間試験」の対策が終了となりました。
対策という意味では夏休みも含むことになるので、本当に長く感じました。

結果としては、夏に頑張れた子とそうでない子の差が激しかったように思います。

頑張れなかった子に関しては、塾としての責任も感じます。
11月の試験では「部活が、習い事が、」等、一切の言い訳を許すことなく、スケジュール管理を徹底してがっつり勉強して頂こうと思います。

さて、昨日の国語の試験対策中に改めて実感したことがあったのでそのお話を。

「〜を本文中から抜き出せ(書き抜き)」

というよくある設問。

「わからない」

で済ます子が多いことに絶望しました。


本文中を隈なく探せば必ず「答え」は見つけられるはず。
それなのに、
少し目を通しただけで「わからない」という結論に甘んじてしまう。

あまり精神論を振りかざすのもナンセンスで嫌なのですが、
こればかりは【気持ちが大切】と言わざるを得ません。

塾内ではこういう子に対して、僕が机の横に付きます。
すると、
不思議なことに割と早い段階で答えを見つけてくれます。

ちなみに僕はアドバイスなんてしていません。
ただ、横で目を光らせているだけです。

やっぱり、気持ちなんだと思います。探そうとする意思。

例えば物を探す時って、「絶対にここにある!」って気持ちで臨まないと見つからないなんてことはありませんか。

きっと、上記の子達はご自宅でも「〇〇がない〜」なんてブツブツ言ってるだけで、探す気ゼロでウロウロしているだけなんだろうなって思います。

そして、親が「ここにあるでしょ!」って見つけてくれるのを待っている、そんな光景が目に浮かびます。
(うちの5歳の息子がまさにそう。)

ここで保護者の方へお願いです。

時間という有限なものがあるだけになかなか難しいとは思うのですが、

可能な限り、
子どもたちの探し物を手伝わないでください。


自分自身で見つける力がないと、国語でも他の教科でも何かと弊害が出てきますので。

気づけば11月のテストまで残り約1ヶ月。日頃からの心がけなしで学力は上がりませんよ。

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