教室長ブログ

1/12【大泉南】プレッシャー

受験生のプレッシャーについて。

「プレッシャーに押しつぶされる」
「プレッシャーに強いタイプ」という文でよく見るように
など良くないものとして使われることが多いですよね。

僕は、プレッシャーをいかに和らげるかという視点だけを意識していました。

受験にあたってはプレッシャーから完全に解き放たれることはありません。
受かるかどうか、厳しい状況にある子に根拠のない励ましをかけることはできませんし、
準備不足で試験に挑み、周囲に負けてショックを受けている人に
優しい言葉をかけて慰めても本人に良いことがないと思うのです。

プレッシャーの主な原因は
①失敗できないという不安・恐怖
②理想と現実の乖離
③周囲の期待
ということらしいです。

僕自身が周囲を失望させたくないと思いがちなタイプなのでよーーーくわかってしまいます。
だから僕自身は③を和らげるために「家庭ではいつも通り過ごしましょう。家の手伝いをして、買い物に行き(食品の産地を確かめ)ましょう。」などと声かけしてきています。
ただ根本的には失敗の不安が0になることはないので、あくまで緩和程度でしょう。


去年TOMANの先輩社員と話した時に
良いプレッシャーや緊張があるという話題になり、僕の目から鱗が落ちたことがあります。

無くそうとしても消えないプレッシャーですから、共存して日々の勉強に臨む。
プレッシャーを肯定して、成功する自分を思い描き、勝ちに行く気持ちで勉強する。
こういったスタンスの方が受験から得るものが多いと思うようになりました。

富士見ヶ丘教室の卒業生の話でも登場したのですが、究極的には
「できることは全てした。ここまで取り組んだ上で不合格ならもう受け入れられる。」
という、開き直れる境地に達することだと思います。

プレッシャーが体調に影響している生徒さんがちらほら。
体を壊したら良くないのですが、一方で勉強せずに状況は良くなりません。
できることを精一杯して、後悔のない受験にしましょう。


久保田

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