教室長ブログ

12/27【大泉南教室】目的とは

あるカップルの話です。
男性は女性の誕生日を祝うべく
屋形船の食事を予約し、プレゼントを用意しました。
男性はこの一日のために周到な計画を練りました。

当日。
彼女は待ち合わせに少し遅刻。
屋形船は出発してしまい
男性が思い描いた一日にできませんでした。

男性は女性に激怒。
祝うどころではありません。
女性も誕生日に怒られるなんて悪い気分です。
二人はケンカになってしまいます。
女性はひどく悲しい気持ちになりました。
                Fin.

******
多分フィクションなのですが、
こんな感じの話を聞いたことがあります。

「目的」というテーマで整理しますと…

男性の当初の目的はもちろん
彼女を祝う(ハッピーにする)ことです。
ところが途中から
自分のプランを実行する(それから彼女を祝う)
にすり替わりました。

この認識が変えられないことで
結果、彼女を祝うという当初の目的と
正反対の結果を招きます。

男女どちらが悪いかということは置いておき、
割と身近でありそうなお話ではないでしょうか。
目的は見失いやすい、という話です。

僕が塾で一番触れるケースは

塾に通って成績を上げること」が当初の目的
これがやがて「塾にちゃんと通うこと」にすり変わる。
もしくはルーチン化することで目的が消滅する。
一定数はこの傾向があります。

まだ疑問を放置しがちな生徒さんがちらほらいらっしゃいます。
冬休みだよ!解決するなら今だよ!!
と僕は思っていますが、
彼らは面倒であったり難しいから…
という気持ちがあるかもしれません。
(僕はどんなにまとまっていない質問も大歓迎です!)

塾に漫然と通うだけでは
中々成績にはつながらない場合が多いので…

最初は僕からいきます。
疑問点があるであろう部分を突っ込みます。
(そして自分から訊けるような意識付けも段々していきます)

塾生の皆さん。
どうせ塾通うなら勉強で結果出して
もう塾に通わなくても大丈夫だね」くらいは
保護者の方に言わせたくないですか? 
ただ通うだけではなく…

具体的な目標・具体的な行動目標を決めて
チャレンジできるタイミングだと思います。
お話してみては如何でしょうか。

久保田

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