教室長ブログ

2/22【富士見ヶ丘教室】27期を振り返って

 入学試験を終え、各自から自己採点の報告を受けました。
 共通問題校の生徒は、基準点に届くかどうかが一つの目安。
 自校組の生徒は、理社の出来が一つの目安と思っております。

 ただ結果が出てみないと結果は分かりません。
 3月1日の合否発表まで、ドキドキしながらお待ちください。
 (まだ受験番号とパスワードを知らせていないお子さんはお知らせください)

 今日は、27期生の受検状況を振り返って、現段階における総括をしておきたいと思います。

 
①内申が志望校選定や、受験時に心理的影響を及ぼす
 今年は内申で苦労した生徒が、最終的な志望校の変更を余儀なくされていました。
 内申さえあれば、志望校の変更をせずに受験が可能です。
 特に実技科目は2倍換算です。実技科目に注力してほしいと思います。
 実技オール3とオール4の人が同じ学校を受験した場合、25点分の差が出ています。
 上位の学校を受験するほどこの差が負担になります。

 
②理社の出来が受験を分ける
 自己採点の報告を聞いていて、理科社会で苦戦をしている生徒はボーダーのラインにかかっています。
 理科と社会の点数が都立高校の受験の合否を分けることは間違えないと思います。
 1・2年生の時に理社のノートを作っている人は活用して知識の再確認と定着を図ってほしいと思います。
 大部分の人は忘れてしまっていますので、この1年間でやりっぱなしにせずにコツコツ知識の積み重ねをしていってください。


 ③中上位校に高倍率が集中
 都立高校受験は完全に二極分化しています。
 内申の分布から、総内申で30~36あたりのお子さんが多いわけですから、このくらいの内申を持つお子さんが受験する学校が高倍率になる傾向があるようです。
 近隣ですと、豊多摩高校・神代高校・広尾高校・芦花高校・武蔵丘高校あたりの学校は1.8倍以上になっています。
 競争倍率が高い学校に内申が少ないまま挑戦すると、失敗=不合格に直結します。

 都立高校を受験するには、言うまでもないですが内申が大事であるということです。

 現在1・2年生で、関心や態度の項目がCになっている生徒が多いです。
 これでは、受験校が限られてしまいます。
 普段から、
「約束事を守る」姿勢を学ばせたいと思います。


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