教室長ブログ

3/8【上石神井教室】計算の途中式のお話

現在、前岡は
新2年生と新3年生の数学を担当しております。

各学年とも数学の最初の教科書内容、
つまり1学期の学習内容は、
計算がメインとなります。

私が計算を教えるとき、
生徒さんには、
計算問題は全問正解できるようになろう!と
必ず言っております。

私は計算に関しては
1問のミスも許しません。


計算問題は、
正しい手順で解いていけば
特にセンスなどなくても、
落とさない問題だからです。


毎年計算分野を教えていて、
私が困っているのが
計算の過程を書く「途中式」です。

大半のお子様は教えた通りに
丁寧に途中式を書いてくれます。

しかし、
数学が(というより勉強が)苦手なお子様はもれなく、
言われた通りに解いてくれません・・・。

たった今教えた解き方を無視して、
自己流で解こうとする人もいたりします。

こういう子って
多分学校でも先生の話聞いてないんだろうな・・・

まあ面倒なんでしょうね。
途中式を書くのが。

彼らの気持ちは良く分かりますよ。

私が学生だったら多分
めんどくせぇ〜って言って書かないでしょう・・・

でも、
私は学生ではないので関係ありません(笑)

彼らには一点でも多く点数を取って欲しいので、
ここは絶対に妥協しません!!


大事なことは

途中式を飛ばすのではなく、
訓練して途中式を速く書けるようになること


です。


計算の手順さえ間違えなければ、
絶対に間違えないのに、
手を抜くなんて許しませんよ!!

正解してるから別にいいじゃん・・・
なんて、生徒さんが言った日には、
烈火の如く、説教です!!(嘘ですよー)


とはいえ、
私もそこまで頑固オヤジではありません!

実は計算テストで
毎回満点を取れるようになってくれば、
その生徒さんには、
途中式を書け!!!とか言わなくなります。

計算の正答率が100%になれば
「君はこれから好きに解いていいよ〜」と
生徒さんには言っています。

私にごちゃごちゃ言われたくなかったら
毎回計算テストで満点取れや〜
ってことです(笑)


でも・・・
数学の得点が高い生徒さんって、
好きに解いてもいいよ〜って言っても、
しっかりと途中式を書くんですよ。


結局、勉強で重要なことって、
こういうことなんでしょうね・・・しみじみ。

やっぱり「素直さ」って大事ですよね。

勉強で自己流を貫くのは、
「できる」ようになってから、
お願いしますね。


前岡


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