教室長ブログ

6/16【久米川教室】自分で気付いて。考えて。

学校再開から半月が経ちました。
小中学校の休校が今の学生たちにもたらした影響、だいぶ顕在化してきたように感じます。
ここでは、休校自体の賛否については論じません。
感染症に向き合う上での考え方は一様ではありませんからね。

しかし影響に対して向き合っていくことは絶対に必要なことと考えます。

前置きが長くなりましたが、僕がどんな影響を問題視しているか、
それは「思考力の低下」です。

休校中、他者とのコミュニケーションはかなり限られた状態でした。
学校から提示された課題も、言い方きつくて申し訳ないのですが、不毛なものばかりでした。


人は他者とつながって生きるために考え、成長していくものだと思います。

勉強することも、働くことも、全ては他者とつながることに帰着します。

それなのに、コロナ禍ではその根底が奪われました。
これはあまりにも大きすぎる損失だと思います。

結果、最近の生徒さんたちの姿を見ていると、
受動的、と言いますか、あまり自分で考えることをしない傾向に拍車がかかった印象を受けます。

都度発表される学校の予定に対しても、大して関心もなく、大人に言われてから行動するだけ。

外出自粛中、辛かった側面もありました。
けれど、自粛する以外は何も考える必要がなかった。
そんな感覚、共感していただけることと思います。

コロナという未曾有の危機に直面した時、
考えるのをやめてしまった人、結構多いのではないでしょうか。


まだ全てが終息したわけではありませんが、そろそろ考えて行動しませんか。
せめて、自分の今後のことくらい、気にかけて予測していきませんか。


まずは年間行事予定表に向き合って、定期テストまでの日数をカウントしてみる。
夏休みの宿題の量を予測して、早めに取り組んでみる。
何かわからないことがあれば、周りの人に聞いてみる。

うちの息子も日々、こちらが促すまでもなく、自分で時間割に向き合って準備しています。
(冷蔵庫の前でランドセルの中身を入れ替えるあたり、吉澤家特有な感はありますが。。。)



できることはいろいろあると思います。
もちろん、TOMANが一緒に考えてお力になりますよ!

自分で気付いて、考えて、これからの生活を有意義にしていきたいものですね。

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