教室長ブログ
7/8【西荻窪】余裕が出てきた今こそ!
定期テストが終わり、部活動の最後の大会も一区切り。
中学3年生にとって、一つの大きな山を越えたタイミングですね。
学校行事も一段落して、ようやく勉強に腰を据えられる。
そんな「切り替えの時期」に入ったなと、皆さんを見ていて感じています。
でも、最近ちょっと気になるのが、「塾に来る時刻がやたらと遅い」こと。
授業開始ギリギリに来る子が散見されます。
もちろん、塾に休まず来てくれるだけでもうれしいことです。
けれども、「間に合えばいいや」という気持ちでは、なかなか学力は伸びません。
しかもそういう子に限って、ノートやプリントを家に忘れてきたり、あろうことか「失くしました」という声まで・・・。
大事な教材が手元にないまま授業に参加するのは、海水浴に行くのに水着を忘れてくるようなもの。
せっかくの努力も活かしきれなくなってしまいます。
今年度の吉澤は「ポジティブなアプローチ」を大切にして、叱るより励ます関わり方を心がけてきたつもりですが、こうした「もったいない行動」には、さすがにムッとしてしまいます。
そして、もう一つ気がかりなこと。
定期テスト前に一旦保留となった「二次方程式20問テスト」、
まだ合格していないのにそのまま放置状態の生徒さん、いますよね?
もちろん、テスト前は仕方なかった。優先順位がありましたよね。
でも、今は時間の余裕もあるはずです。
今こそ、苦手を一つひとつ克服していくタイミング。
実際、今扱っている「二次方程式の利用」「二次関数」は、二次方程式を自在に解ける力があってこそ、理解が深まる分野です。
ここを中途半端にしたまま夏を迎えると、後々もっと大きな壁になって跳ね返ってきます。
7月21日からは夏期講習もスタートします。
この講習が、中3生にとっての本格的な受験勉強のスタートダッシュ。
だからこそ、その前に「二次方程式の解き方」はしっかりマスターしておきましょう。
まだ再受検していない人は、必ず受けて、そして合格して、気持ちよく夏を迎えてほしい。
勉強は誰かに強制されてやるものではありません。
だからこそ自分で努力して、それが結果として返ってきた時の喜びは別格なんです。
その「うれしさ」や「成長の実感」を味わってもらいたい。
だからこそ、僕たちは日々こうして声をかけ続けています。
「余裕が出てきた今こそ、自分を高めるチャンスです!」