教室長ブログ
9/23【西荻窪】地味な作業は大切。
今回のテスト対策を通じて感じたことがあります。
それは「目に見える勉強」が重視される一方で、
「地味な作業」が敬遠されがちだということです。
具体的には、一部の生徒さんは
「丸つけの終わったプリントやワークを仕上げること」を勉強の中心に置き、解き方の確認や暗記、書き練習といった形が残らない地味な作業を後回しにしようとする傾向があります。
僕が語るまでもないことですが、
テスト勉強の最終目標はテストの点数を上げること、
そしてそのために「解ける問題を増やすこと」です。
そのためにまず問題を解きますが、
本当に大切なのはその後に行う誤答修正(間違えた問題の考え方の確認)や解き直しです。
言い換えれば、問題を解いた後からが本当の勉強の始まりです。
しかし実際には、この部分をおまけのように扱ってしまう子がいます。
「プリント終わりました!」と僕に持ってきてくれても、誤答を放置していたり、赤ペンで答えだけを書き写して終わり、ということがあります。
こちらが「解き直しはした?この問題はどう考えるの?」と聞くと、答えられないことも少なくありません。
背景には、周囲が「解き終わったワークやプリントを作ること」だけを勉強として認めてきた環境があるのかもしれません。
何度か指摘をしてなお、解き直しをしないまま次へ進もうとして僕からストップをくらう生徒さんも。
この習慣が変わっていくにはもう少し時間と根気が必要なようです。
繰り返し伝え、誤答の修正を当たり前にする思考を身につけてもらえるようにしていきたいと思います。
一見意味不明なサムネイルはこれなんですけれど、
成功まで、一見何もない地味な道を通らなければいけないということで、頑張っていきましょう!
久保田