教室長ブログ

9/3【久米川教室】「パイ返しだ!」

現在、数学のテスト対策で「平方根の利用」から振り返りを実施しています。
そこで図形に絡めた問題を扱っているのですが、数学における「あるあるミス」が散見されました。

[問題] 3つの円A、B、Cがある。
円Bの半径は円Aの半径より2cm長く、円Cの半径は円Bの半径より2cm長い。
円Bの面積が50π のとき、円Aの面積と円Cの面積の差はいくらか。
円Bの面積から逆算して円Aの半径と円Cの半径を求めた上で、最後にその面積の差を求めるという流れです。
最も多かった誤答が、

cm2

うーん。

ルートに視界を奪われがちなので、気持ちはわかるのですが・・・。


(パイ)がないよ!!!

計算結果が合っているかどうか以前の問題です。
円の面積を求めているのだから、パイが有って当然。
付けなければ絶対に間違いだと、なかなか気づけないんですよねー。

きっと間違える生徒さんたちは皆中学1年生で初めてパイを習った時から、
こういう不注意によるミスは連発していたことでしょう。

なぜ付けない?なぜ抜く??

勉強において大切なのは、まず自分のミスを記憶に焼き付けること。
そして同じミスをしないように絶えず意識すること。


ではここで僕が彼らに伝えるべきことは、

「パイを忘れちゃダメだよー」

だと甘いです。絶対に忘れます。



印象付けるため、流行りのドラマのセリフを採用しましょうか。

「抜かれたら、塗り返す。パイ返しだっ!!」


今度「パイ」を抜いたら、芸人さんがよくテレビなどで使用する「パイ」をぶつけるよ!
とか冗談めかして伝えます。

これで少しでも記憶に焼き付いてくれたら僕は満足です。
もう「パイ」抜かないでくださいね!

過去の記事

全て見る