教室長ブログ

5/21【久米川教室】「わかんな~い」

 
各中学校では、運動会が終わると、期末テストまで残すところ1ヶ月となります。
 

この時期、生徒さんたちからたまに聞こえてくる言葉があります。


それは——
「わかんな〜い」です。

 
この一言、実はとてもこわい言葉です。
なぜなら、それを口にした瞬間に、「考えること」を手放してしまうからです。
 

現在TOMAN久米川教室では、中間テストを終えた生徒さんたちが期末テストに向けて、数学の文章題に取り組んでいます。
文章題は特に苦手意識を持ちやすい単元で、解く前から「無理」と感じてしまう生徒も少なくありません。

 
中3生の授業中、いつものように文章題に取り組んでいると、教室内にふと
「わかんな〜い」
という声が上がりました。
 

その時、私が返したのは一言——
「大丈夫、わかるよ。」

 
一緒にゆっくり解いていくと、少しずつではありますが、生徒さんは自力で正解にたどり着くことができました。

 
「わかんない」と言ってしまうことで、考えることをやめてしまうのはとてももったいないことです。
ちょっとしたヒントや視点の転換で、実は「わかる」こともたくさんあるのです。

 
だからこそ、私は生徒さんたちの「わかんない」に真正面から向き合います。
すぐに答えを与えるのではなく、一緒に考えながら、納得できるまでとことん伴走します。

 
もちろん、中には本当に難しい問題もあります。
でも、「まずは考えてみよう」とする姿勢を身につけなければ、
入試本番で求められる「問題の取捨選択力」や「思考力」は身につきません。

 
だからこそ今、繰り返し伝えたい言葉があります。
「大丈夫、わかる。」

 
その言葉を胸に、期末テストに向けてまた一緒に前進していきましょう。
 

By杉本
 

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