教室長ブログ

「英語のコツ!」再掲(大泉南教室)

人には得意・不得意があります。
しかし、それを認めた上でも成り立つ、確信を持った持論があります。

それは…


「都立高校入試の問題において、最も簡単なのは英語である」ということ。

いきなり英語が苦手な子あたりから批判が飛んできそうですね。

そこで、都立入試の英語を訳した文を日本語で読んでみましょう。

「ハイ、アキコ。君は具合が悪そうに見えるね。何かあったの?」
「ハイ、ジョン。そうなの。昨日夜遅くまで起きていたから。」
「君は昨晩サッカーの試合を見たのかい?」
「いいえ、今日の数学のテストの勉強をしていたの。」
「えっ、数学のテストって今日だっけ?」

質問
「アキコは昨晩何をしていましたか?」


はい、こんな感じです。これって、

どう考えても小学校低学年でも理解できる内容ですよね!


どんなにお利口さんでも、イオン化傾向を理解する小学校低学年の子はいないでしょう。
前世の記憶を持って生まれない限り、小学校低学年で平方根を理解することはできないでしょう。

以上のことから、
「小学校低学年でも理解できる」理論により、英語は最も簡単な教科だと証明されました!パチパチパチ



はい、早速「別の国の言葉なんだから別だろ!」って反対意見が聞こえてきました。
そこで、あえて遠回りして説明しますね。

たとえば、日本語を勉強している外国の方がペンを数えていたとします。

「イッポン、ニポン…」
「ノーノー。2はニホン!」
「オーケーオーケー。イッポン、ニホン、サンホン…」
「ノーノー。3はサンボン!」
「ナンデデスノン!!!」


こんなことはよく起こります。

普段意識しないでしょうが、実は日本語って「細かいルールがやたらと多い」んですよ。
※私はそれも日本語の魅力と思っています。


じゃあ、あなたたちはなぜ「イッポン、ニホン、サンボン」と数えられるか。答えは…
「それが当然の世界で生きているから」です。

英語が苦手な人の特徴に、「英語と日本語の違い」を意識しないという傾向があります。

そもそも日本語にない「冠詞」や「単数・複数」の感覚は、勉強中だけ意識して、授業が終わったら瞬間に意識しなくなるようでは身につきません。

ただ、日本語ではこれだけ多くの細かいルールを日常会話レベルでは使えているのですから、都立入試で必要な英語のルールくらいは、常に意識し続ければ身につくはずなんです。


何が言いたかったかと言うと、英語ができるようになりたかったら、


「英語があって当然の世界にしなさい」ってことです。

とは言え、英語だけ勉強すれば言い訳ではないので、あくまで学校のテストや入試を突破できるレベルで十分です。変なやる気に繋がって「家の中の会話も全部英語にする!」なんてことは効果がないのでやめてくださいね。

なお、英会話についての話はいつか別の機会にまた書きますね。
(先に結論を言っておくと、英会話を習うことに対して私は否定的です。)


都立入試レベルの英語をできるようにするには、何も特別なことをする必要はないです。
単に
毎日単語を見直して、毎日習った文法を見直すだけです。
※ホレ、これができていないから中身のせいにしてる人多発でしょ?


英語のテストで「こういう場合にはこうすること!」というルールをうっかり忘れる人!
それは、まだ英語を「勉強」と捕らえているからです。
「日常」のレベルになってないんです。

あなたは日本語で「来る」に助動詞「ない」をつけたとき、「くるない」と言いますか?

どんなに勉強していなくても、そういう場合は「こない」だと即答できるでしょ。
それは、言語のルールが
「日常」まで降り立っているからです。


しつこいですが、都立入試の英語は、小学校低学年でも理解できるであろう、日常会話レベルの文法と単語です。ですから、英語ができるようになりたければ、長時間でなくてもいいので、一刻も早く
「毎日英語に触れる」ようにしましょう。

そうすれば友達と某フライドチキン店に行ったときに
「5ピーシーズ下さい!」と言えるようになりまよ!←実際にやったら面倒くさがられるから注意♪、


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