教室長ブログ

ノート作り(石神井台教室)

勉強においてノート作りは重要です。毎年口酸っぱく生徒さんに言い続けています。
ただよく質問されるのが、「良いノートってどんなものですか。」といったもの。
吉澤、語ります。

まずノート作りの目的は大きく分けて、
①学習内容を整理するため
②失われた記憶を復旧するため
の2つでしょう。

①を達成するには
『自分の言葉で書く』。これが重要です。
自分の言葉で書くことにより、学習内容や講師の話が自分の知識となります。

②を達成するには
『大きな字で書く』『極力、文字情報を減らす』『スペースを多くとる(詰めすぎない)』ことが大切です。
誰だって長文を読むのには時間がかかりますし、読んでいる最中で集中力も切れるかもしれません。

プリントを写しただけの長文羅列では記憶を復旧するどころか、「いっぱい書いたなあ。頑張ったなあ。」という、ただの自己満足ノートとなってしまいます。
強調したいのは、ノート作りは、作ること自体が目的ではないということ。

上記事柄を意識して反映したノートは『良いノート』と言えるのではないでしょうか。
でもこれじゃあ一般論で、インターネット上でもよく見かける当たり前の話。

もう少しかみ砕いて表現しますと、
『カンニングペーパーを作る感覚』ですかね。

おっと、塾講師が爆弾発言です。けれど結構、的を得ていると思うんですよ。
もちろんカンニングはいけないことです。ダメです。絶対!
実際に試験中に見ることはできませんが、テスト中に横に置きたくなるノート、こんな感じのノートがベストです。
あんまり長々と書いたものだと、読んでいる間に試験官にカンニングがバレてしまいますよ。
チラ見するだけで目の前の問題がスラスラ解ける、こんなものがあったら最高だと思いませんか。

自分の言葉でコンパクトにまとめて、何度も読み返して、自分だけの『カンニングペーパー』を頭の中に作っちゃいましょう。
これで試験は楽勝です!

今日の理科ベストノート。これからもっともっと上手になっていくものです。頑張ろうぜ。

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