入塾前の面談などで、予習と復習のバランスの質問を受けることがよくあります。

そのときに、私は必ずこう答えます。
「復習100％、予習0％にして下さい！」

なぜか予習をさせたがる方が多いのですが、失礼を承知で申し上げると、「自力で通知表5」を取れるくらいのセンスがない限り、習ってない範囲を自分で学習することは不可能だと思って下さい。

現状で「習ったことに欠けがある」ならば、そこを補強すべきです。「一度できるようになったこと」ですら、時が経つと忘れてしまうのですから、「習った範囲は全て定着しているので、先に自分でやっておける分野はありませんか？」ってレベルになって、初めて予習は意識すればいいのです。

少なくとも、私は中学時代に予習をした記憶は全くありません。とにかく習ったことを吸収するのに全力をかけてました。

よって、断言します。高校入試に予習はいりません！
あっ、意味調べや単語暗記、社会の教科書調べなどは先取っても大丈夫です。でも、これも私が宿題で指示しますからね。


焦って「人より先に」と考えてしまう気持ちはわかりますが、そんなときこそ冷静になりましょうね！

「習った部分を定着させる！」
「忘れたら取り戻す！」

これこそ最強の勉強ですよ！！！