教室長ブログ

目標は高く持ってはいけない?

「高い目標を持て!」と言う意見に対して、私はよく否定的なコメントをします。
しかし、これは「目標を下げろ」という趣旨の話ではありません。

と言うのは、時として
「高すぎる目標は正しい行動を見えにくくする」からです。


たとえば、どうしても入りたい高校があったとします。
何としてでもそこに入りたいから、その学校の過去問を中1から始めることは効果的でしょうか。

もちろん、答えは「ノー」です。
全範囲を習ってないのに、総合問題をやることはナンセンスです。


要は「高い目標をもつこと自体」がいけない訳ではなく、

「高い目標によって、今日やるべきことを見失う」
ことがダメなのです。


目標は人の意思を強くしてくれます。
目標は人の可能性を広げてくれます。

ですから、「どうしても譲れない目標」は是非持って下さい。
ただし、その目標に振り回されないように。

何百・何千もの小さいハードルの先に、最も大きなハードルがあります。
最も大きなハードルだけを一発で飛び越えることは出来ません。

目標があるからこそ、「今日は何をすべきか」を常に意識しましょうね!

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