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先日の模試のあと、生徒さんたちから
「アフリカの国が細かく出てきた」
「全然できなかった」
という声をたくさん聞きました。
 

確かに、今回の模試ではアフリカの国名や位置関係など、やや細かいところまで問われていました。
消去法とはいえ「ザンビア」という馴染みのない国が正答です。
普段の演習や学校のテスト対策だけだと、手が回りにくい部分だったかもしれませんね。

ただ、ここで大切なのは、目の前の点数だけで一喜一憂しすぎないことです。

模試の偏差値は、自分の点数だけで決まるものではなく、受験者全体の平均点との関係で決まります。
「できなかった」と感じている問題は、実は周りも同じように苦戦していることも少なくありません。

それよりも大事なのは、解き直しです。

なぜ間違えたのか、どんな知識が足りなかったのか。
今回であれば、
「アフリカの国の分布をもう一度整理しよう」
「地図とセットで覚え直そう」
といったように、次につながる知識をきちんと得ることが重要です。
 

模試は結果を見るためだけのものではなく、弱点を教えてくれる材料でもあります。
点数に振り回されて浮足立つのではなく、今やるべきことを一つずつ積み上げていきましょう。

地道な作業の積み重ねが、あとから一番効いてきます。

もちろん、3年生ではなくどの学年の問題練習にも言えること。
目の前のバツの数を恐れずに、落ち着いて解き直しを進めていきましょうね。
 

久保田