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久米川教室

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12/16【久米川教室】数的感覚を身につけよう

中3生はレベル別に2クラス体制(基礎or応用)で授業をしているのですが、

基礎クラスの生徒さんたち、基礎計算、酷すぎます・・・。

ここ数日の数学の授業では、平面図形における「角度を文字を使って表す問題」を重点的に扱っています。
その際、「外角の性質」だったり、「内角の和」だったり、
何かしら等式を立てて、等式変形することが必要になります。

それらが、やる度に不正確・・・orz

もう図形云々の問題ではなさそうなので、
先週は宿題として基礎計算のあらゆるパターンを網羅した250問を課しました。

そして迎えた昨日の採点結果、

全員が2桁以上のミスをしていました。
多い人で80問近くのミス・・・・。

そもそも、「計算する」場合と「方程式を解く」場合で処理の仕方は異なります。
具体的には分数の分母を払えるかどうか、小数を10倍などして整数化して良いか、などです。

計算の問題なのに、分母を払う子が非常に多いのが現状です。
おそらく、上記の違いなど「気にしていない」のでしょうね。
あとは約分ミスとか、ルートの前出しミスとか、挙げればキリがありません。

これらって、ケアレスミスとかでなくて、単純に数的感覚の問題です。
日常的に数字に向き合っていれば、自分が求めた数値などが明らかに間違っている場合、違和感などを持って気づくことができるものです。

基礎計算は「数的感覚が身についている状態」で冬期中もトレーニングとして実施するのは良しとしても、
「身についていない状態」で冬期講習を迎えてしまうのだけは避けなければなりません。

ここから数的感覚を身につけさせるため、「250問中5ミス以内で合格」というテストを各自に実施したいと思います。

受験に向けて、もう余裕なんてありません。
質よりも量。今はガムシャラに取り組んでくださいね。

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