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久米川教室

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4/5【久米川教室】悔しい気持ち

春期講習も本日でラスト!

前半4日間と後半5日間、
駆け抜けました!

この春期講習が各自の変化するきっかけとなれば本望です。


昨日の中3数学の授業にて。

「因数分解」を扱いました。

いつも明るく元気な生徒さんが、
途中、浮かない顔つきになったのに気づきました。

数学は21時からの最後の授業コマです。

単純に疲れたのかなとも思ったのですが、
浮かないというより「不機嫌」に近い顔つきでした。

何が原因か。この子の性格的にもしかすると・・・

「今の説明で、因数分解のやり方がわからなかったんだね?」

すると、無言で首を縦に振りました。

因数分解、基本の公式を扱うものは理解できたようです。

けれど、部分的に共通因数を見出して、文字で置いて・・・

応用パターンを紹介する時間だったので、
それを理解できない自分が悔しかった、ということだったそうです。

その気持ちを知って、僕は嬉しくなりました。

この生徒さんは中学1年生の頃からお世話しています。

明るい反面、
いつもどこか諦めがちな発言をしがちな子でもありました。

そんな子が、問題に真剣に向き合って、
「悔しい」という感情をあらわにした瞬間です。

この変化が何より嬉しい。

「大丈夫。
今は新しいことに触れる時だから、ここから反復すればいいさ!」

彼は少し笑顔になってくれました。

集団指導の授業。

周りが理解できていて自分が理解できない時、
ただ恥ずかしくて嫌になってしまう気持ちもわかります。

でも、その環境こそ、奮い立つきっかけにもなること。

それこそ集団指導の最大のメリットだと感じています。

もちろん、講師のフォローが不可欠。

その点、僕は自信があります。

中学3年生になったら、みんな本気で勉強し始めるもの。

それど頑張っても結果が伴わない時もありますよね。

そんな時、横で励ませる存在でありたい。
一緒に悔しい気持ちを共有できるくらいの関係を築きたい。

また、大切なものを生徒さんとのやりとりで感じた次第です。

春期講習みんなお疲れ様!
有意義すぎるくらいな1年間にしましょうね。

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