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12/18【上石神井教室】都立高校の推薦入試

最近都立高校の推薦入試に関して、
多くの3年生の保護者の方々からご相談がありました。
 
今回のエントリーでは、
都立推薦に対する私の考えを書きたいと思います。
 

目標とする都立高校を受験機会が増えるのだから、
御本人・保護者様が推薦入試を受けた方がいいと思うのは当然です。
お気持ちはとてもよく分かります。
 
しかし、これまでの都立推薦の受験結果を見ていると、
都立高校を推薦合格するためには、
2ランクぐらいレベル(内申や偏差値)を下げないと受からない印象です。
 
1ランク下げるぐらいだと、かなり合格率が下がっていますし、
内申と同レベルの基準の高校を受けた場合、ほぼ受かっていません。
 
これが2ランク下げるとかなりの確率で受かっています。
 
近年の都立入試では、面接、集団討論、作文(小論文)など推薦入試で色々と実施されていますが、
データを見る限り、それらの出来に左右されるというより、
結局、成績が良い方から受かっているように思います。
 
 
もちろん、成績がない場合でも受かるお子様もいますが、
それは中学に一人いるかいないか、稀な存在かなと思います。
 
高校側からすれば、この子を受け入れることで、
他の生徒に良い影響を与えてくれる人、
この学年を引っ張ってくれるような存在を求めている訳です。
 
だからこそ成績を抜きにして、一般入試より先にその子を確保するのです。
 
そのような生徒さんというのは、
生徒会長などをして周囲の生徒をグイグイ引っ張っていくような「インフルエンサー」なんです。
 
お子様は、そのようなケースに当てはまるでしょうか?

 
人前でうまく話せるぐらいの生徒さんは、私も何人も見てきましたが、
そこまでスペシャルな子には、あまりお会いしたことがありません。
 
ちなみに私が担当してきた生徒さんを見る限り、やっぱり内申の良いお子様が受かってきました。

受ける高校と同レベルの内申のお子様は厳しい結果に終わっています。
 
 
もし推薦入試を受けるとなると、流石に面接などの練習をしない訳にはいきません。
 
一般入試を考えると、追い込みの時期にその練習時間は勿体ないです。

ほとんどのお子様はそこまでの余裕はないはず。

特に一般入試で合格するレベルに達していない人は、5科目の勉強に専念すべきです。
 
逆に面接や作文の練習もしないで都立推薦を受けるのは、それはそれで意味がないので、余計に時間の無駄です。
 
 
つまり、
都立高校に合格したいなら、
脇目も振らず、一般入試で合格することだけ考えて勉強する方が良い

というのが私の結論です。
 
・・・と、ここまで長々と書いてきましたが、
結局のところ、
都立の推薦入試を受ける受けないは、御本人と保護者様が決めることです。
 
 
私が申し上げているのは、あくまで確率のお話です。
 
都立高校に受かりたいのであれば、一般入試で合格するレベルに達することです。

また、推薦入試で決めたい方は2ランクぐらい志望校を下げると合格する確率が上がります。


それでも都立推薦を受けるのであれば、一般入試も目一杯頑張ってください。

そして、そのうえで推薦の練習もしっかりしてくださいね。
 

「駄目元でいいので都立推薦を受けてみる!」と言うのは絶対やめてください。
入試はギャンブルではありませんので・・・。
 
 
前岡

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