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久米川教室

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12/8【久米川教室】若者言葉

昨日、中学3年生クラスにて、とある私立高校の国語過去問演習をしました。

そこでは若者言葉である「やばい」が否定的な本来の意味を失い、
「便利語」として多用されていることへの危惧が述べられていました。

様々な状況や事柄に適用できる「やばい」という言葉を使うことによって、
自分の感情を細やかに表現する能力が損なわれ、自分自身の感情そのものが粗雑なものになる、とのことです。

確かに「やばい」は大変便利な言葉で、僕でも1日1回は言ってしまっている気がします。。。
いずれ、国語辞典からも〈俗〉や〈口〉の表記が消え、普通の形容詞として扱われる時代が来てしまうのでしょうか。

思考の単純化は様々な危険を内包します。
短絡的で刹那的な人格を形成する原因になり得るとも指摘されています。

やはり、様々な表現を扱えるよう、日頃から脳を鍛えておかないといけませんね。

カタイ話はさておき、その授業後、ある女子生徒さんが嬉しそうに僕に話しかけてくれました。

「先生、流行語の『ピエンガオカドスコイノスケ』って知ってますか〜?」

彼女は僕が知らないであろうことを前提に聞いてきているのがひと目で分かりました。

もちろん、知りません。というか、何語ですか・・・。
そもそも上記のようにカタカナの呪文のように聞こえてましたからね。

どうやら、『ぴえんヶ丘どすこい之助』というのが正式なのだそうですが、
結局呪文のようにしか思えません。

『ぴえん』が絵文字からくる悲しみを表すワードで、その上位に当たるのが『ぴえんを超えてぱおん』
そして最上級が『ぴえんが丘どすこいの助』、とネット上で紹介されていました。

意味がわかりません。


でも若者言葉はそういうところが楽しいんでしょう。
同世代だからこそ分かり合える空気感。


オジサンの僕は『それな』で精一杯です。
日々変化する若者言葉、TPOを弁えて使い分けができるようにして欲しいものです。

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