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久米川教室

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3/31【久米川教室】うっとりタイム

「うちの子は集団指導についていける気がしません・・・。」
TOMANは集団指導の塾ですので、こういった不安を抱えるご家庭が多いのも事実。

それに対して、
「全然問題ありません。大丈夫ですよ!」

と胸を張って答えられれば良いのですが、正直なところ、ケースバイケースです。

まず、問題を解くのが著しく遅い子の場合、追いつくための努力ができないとお世話するのは難しいです。
追いつく必要があるときは、授業以外の補習に必ず参加しなければなりません。

現在、TOMANの新中学3年生は2クラスに分けています。
オール3程度のHクラス、オール4前後のMクラスという構成です。

Hクラスの生徒さんは基本的に勉強が苦手な生徒さんが多いので、進度に関しての心配はないと思います。
では、Mクラスはどうかというと、進度にかなりの差が出ます。これはもう仕方のないこと。
クラス内にはオール5に近い学年トップレベルの子から、オール3と4が半々くらいの子までがいますから。


何かしら練習問題に取り組ませると、どうしても早く終わってしまう子が出てきます。

そんな時、
久米川教室では「うっとりタイム」が発動します。

早く終わってしまった子は、まず自分に「うっとり」して良い時間、自己肯定感爆上げな時間です。

とはいえ「うっとり」しているのは数秒のことで、
「うっとりしたついでに学校の課題や他の教科の宿題など自由にやって良い時間」が正確な意味です。

進度が早い子ほど、自由な時間を勝ちとれます。
これは世の中の縮図と言ってもよいです。

時には早く終わった子向けに、私立難関校の過去問の一部を紹介して、しれっとホワイトボードに書いたりします。


今年の中学3年生は知的好奇心あふれるメンツが多いので、たいていの子はこの難問に食いつき解き始めます。

先日は因数分解でこんな問題を出しました。



頑張ったけど、解けなくて悔し顔をしている子、ロダンの「考える人」みたいになっている子、
何かよくわからないことをぐちゃぐちゃ書いている子、なぜか展開して満足している子、
難しさに泡吹いている子、板書を完全に無視して学校課題を進めている子。
まさに十人十色で面白いです。


いろいろな表情がある中で、この問題を解けた子が一人だけいました。
もうその子の嬉しそうな顔ったら、最高です。
こういう表情を見ると僕もモチベーションが上がります。

授業中の理解度を高めて、「うっとりタイム」を活用できるように頑張ってくださいね。


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