月別 アーカイブ

HOME > 教室長ブログ > 上石神井教室 > 勉強の質 @上石神井教室

上石神井教室

< ・・・・こいつら、変わったか?  |  一覧へ戻る  |  新3Bクラス >

勉強の質 @上石神井教室

本日は勉強の質について書いてみたいと思います。

今回の学年末テストにおいて、
生徒さんの勉強時間はある程度確保できていたと思います。
勉強量を増やすことで成績が上がってきた生徒さんは、
現時点では特に問題はありません。

問題視したいのは、
勉強時間は増えたのに得点があまり伸びなかったお子様です。
親御さんから心配されるケースもありました。

勉強しているにもかかわらず、あまり点数が伸びない場合、
問題の難易度や平均点の影響も考えられますが、
それ以前に「勉強の質」「考える力」が原因として考えられます。

彼らはもれなく思考停止状態で勉強しています。
親御さんが驚くほど、頭を使って勉強していません。

普段から何も考えずに物事に取り組んでしまう
これが成績が伸びてこない大きな原因です。

自分では頑張って「長時間勉強した」つもりになっている。
でも、彼らがしているのは「勉強」ではなく「作業」だったりします。
上っ面だけの形式的なものになってしまい、実質的な勉強ができていません。

こういったお子様は、
おそらく勉強以外の習い事、スポーツ、遊びなどにおいても、
あまり頭を使っていないのではないでしょうか。
(お子様を見ていて思い当たるふしはありませんか?)

思考力は小さい頃から培われてきたものです。
暗記力などと違って、すぐに伸びる能力ではありません。
いきなり「これからは頭を使って勉強しましょう!」と言われて、
すぐに頭を使って考えられるのであれば、
その子は元から「考える力」を持っていたのだと思います。

思考とは、知識と知識のかけ合わせから成るものです。
考えるための材料(知識やヒント)は私たちが教えます。
あとは生徒自身が、普段から何事に対しても「考える」くせを付けることです。

すぐに身に付かないからといって、諦める訳にはいきません。
常に思考する習慣が身に付くように、今後も指導してまいります。


前岡

カテゴリ:

< ・・・・こいつら、変わったか?  |  一覧へ戻る  |  新3Bクラス >

同じカテゴリの記事

このページのトップへ