石神井台・大泉南・上石神井・桃井・下井草・富士見ヶ丘・西荻窪・久米川の都立高校受験学習塾｜斗満学院TOMAN

3月から4月の数学は、全ての学年において「計算力」の向上に注力します。

「せっかく塾に来ているのだから、もっと応用的なことをやってよ！」
たまにこういう声も聞こえます。最もな意見に聞こえますよね。

ですが、私からすると「みんな計算を甘く見過ぎている！」と感じます。

学問を教えることを専門としている身として、声を大にして言いますよ。
数学において、最も重要な能力は「計算力」です！これは断言します。

倍率が2倍超えで、みんながほぼ同じ得点の辺りでひしめき合っている状態の入試でない限り、合否を分けるのは難問ではなく、「出来る問題を落としていること」ですから。

たとえば「応用が苦手」で「もっと応用で点を取りたい」と思ってる人へ質問です。定期テストや日々の計算問題で、失点は1問も無い状態になっているでしょうか。また、計算を解くスピードはみんなより遅かったりしないでしょうか。

ここに問題がある限り、まだ応用に手を出すべきではありません。

取れる問題を1問も落とさず、その上で計算のスピードが周りより速くなれれば、「基本問題で稼げる得点を確保」しつつ、なおかつ「応用に使える時間」が今より増えます。

数学が苦手な子は、この状況になってから応用には手を出した方が得策です。そうなるまでは、ずっと計算だけをやり続けても本当は良いくらいです。(そうも言ってられないので、時がきたら進めますが…)

計算ミスで取れる得点を落とし、なおかつみんなより短い時間で応用に手を出したって良いことはありません。

ですから、ここ2か月は、しつこいくらいの反復で徹底的に計算を叩きあげます！それに、計算力を鍛えると、同時に忍耐力や集中力も鍛えられますので、一石二鳥どころか一石三鳥以上の効果があるんです(笑)

面倒くさいし大変だと思います。

ですが、ここを耐え抜けたら、斗満生特有の
「単なる暗記だ、ラッキー！」「単なる計算だ、楽勝！」
ってレベルになれますよ！

頑張れ頑張れ！

↑斗満名物のひたすら素因数分解と平方根変換プリント。
卒業性に見せたら、みんな「やったやった！」って言います(笑)